NetBSD/i386 XCAST6 Live CD by NBUG 2003 巷で話題のXCAST6を、いわゆるAT互換機とCD-ROMだけで体験可能にしてみまし た。主な特徴は以下の通りです。 ・NetBSD/i386 1.6.1_STABLE (2003年9月2日頃)ベース ・いわゆるAT互換機でブート可能なATAPIのCD-ROMを持ち、 256MByte以上の メモリを搭載したシステムが対象 ・XFree86 4.3.0ベースのxsrc ・ビデオ会議に必要なXCAST6対応のvic、rat、xcgruopがインストール済。マ ウスの中ボタンで起動可能 ・数多くのアプリケーションがインストール済 ・標準ユーザとして"nbug"ユーザを作成済 なお、使用に当たっては幾つか注意点があります。 ・ひとりでのビデオ会議は寂しいので、相手を見つけましょう。また、他の 人達が行なっているビデオ会議に参加する際には、相手の許可をもらいましょ う。無許可で参加するのはマナーに反します ・システムによっては正常に起動しないことがわかっています NetBSD/i386 1.6.1の動作対象機種に加え、 CD-ROMからブート可能なシステムでも「2.88MB フロッピーエミュレー ション」が使用可能でなければなりません Xserverを使用する場合はXFree86 4.3.0が使用可能であること。ビデ オチップやモニタによっては、動かなかったりVGA解像度での表示しか できません などの制限があります ・ethernetが使用になっていること。また、IPv6が使用可能なネットワーク 環境であること。ルータによってはIPv6の拡張ヘッダを正しく処理をしてく れないために動作しない可能性があります ・rootユーザでログインすることはできません。root権限が必要なときは sudoを使って下さい ・CD-ROMの物理的なアクセス速度により、アプリケーションの起動が非常識 に遅くなります ・CD-ROMの物理的な特性により、swapパーティションが使用できません。そ のため搭載される物理メモリ量以上のことはできません ・動作中はCD-ROMを取り出すことができません ・最新のNetBSDパッチが適用されていません。また、適用しようにもCD-ROM のためできません ・このCDに関するreadmeはCDのなかには存在しません