広域無線ネットワークにおけるXCAST6接続実験報告


広域無線ネットワークを利用した、XCAST6接続実験を行いました。

実験概要
日時2002年7月30日(火)17:00 - 20:00
場所札幌市中央区大通西3丁目噴水北東側ベンチ裏
目的広域無線ネットワークを利用したIPv6接続および
xcast6を利用したストリーム配信の実証
参加組織・団体:(敬称略/順不同)
株式会社創夢http://www.soum.co.jp/
有限会社サンビットシステムhttp://www.3bit.co.jp/
北海道*BSDユーザーズグループ(NoBUG)http://www.no.bug.gr.jp/
名古屋*BSDユーザグループ(NBUG)http://www.nagoya.bug.gr.jp/
松下電器産業株式会社http://www.matsushita.co.jp/

無線接続には、ワイコム株式会社(http://www.wi-com.jp/)の協力で、 IEEE802.11bを利用した広域無線ネットワーク用アンテナ一体型無線ルータ、 及び、臨時の接続アカウントをご提供頂きました。

次のような接続を行いました。

おおむね 4fps 程度で画像の相互送信を行うことができました。 モバイル側で、PPPoE セッションの切断が幾度か生じたため、 最大無切断連続稼働は約30分間で、再起動を行うような運用となりました。

基地局からアンテナまでの距離は、直線でほぼ200m程度あり、 更に若干木陰となる位置にアンテナを設置せざるを得なかったこと、 アンテナの方向は測定機などを利用せず、単純な信号確認によるものだったことで、 無線セッションが不安定になっていたためと思われます。

当初1時間は電池駆動で行いました。 もともと、デモンストレーション用のディスプレイを準備する予定はなかったのですが、 事前実験の時点で、「快晴の屋外でノートPCの液晶ディスプレイは辛かった」ため、 急きょ用意したものです。
しかし、発電直後に燃料が不足していることが判明し、 燃料缶と燃料を買いに出たため、しばし発電できない状態でした。

また、19:50ころより、dtcpsサーバとしていたSunbit Systemのネットワーク負荷が 過大となり、中継が全くできない状態となりました。そのため、その時刻のセッション切断を最後に、 実験を終了しました。
後で調査したところ、IPv6パケットが過剰に流れていたためとわかりました。 無線側のdtcp切断によるなんらかの過重送信が原因と思われますが、詳細は不明です。

総合的には、接続性の確認、IPv6到達性の確認などは問題がないことが実証でき、 広域無線ネットワークでのIPv6到達実験という目的は達成されたと考えています。

当日のvic動作中画面をキャプチャしたものをリンクしておきます。

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当日の現場の様子を撮影したものをリンクしておきます。

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参考までに、Sunbit Systemのxcastマシンで記録した MRTGのネットワークグラフを示しておきます。
準備を開始した16:30ころから増え始め、19:00にはピークになっています。

様々な方々のご協力により成功に終りましたことを、お礼申し上げます。

残念ながら、無線エリアにビアガーデンのエリアはなく、 送信される画像がすこし寂しいものになってしまったことが、 北海道経済に悪影響を及ぼさないことを祈願しております :-)


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